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2020/10/27 18:03

そうへい店長とは別にもう一匹老猫がいたのですけれど、昨夜天へと召されました
少し長くなりますがご紹介は最初で最後ということで、彼のことを振り返ります。


〈 ムーチョ ♂ 享年19歳 〉


顔つきは可愛いらしいほうで、長く立派なひげ
身体は大きいけど少し臆病な猫でした


出身地は神戸六甲―


神戸で僕が通っていた学校の先生が「飼えないけど放っとけなくて…」と校舎へと連れてきたんだそうです。そこで当時事務員として勤めていた僕の嫁さんが仕方なく実家へ。でもお義父さん猫が苦手で、行き場が無くなったところを僕が引き受けました。


一度逃げ出して行方知れずになり、町中に迷いネコの張り紙をしたところ、ひと月たって電話が鳴って、ガリガリに痩せた姿で見つかったなんてこともありました。震える身体を洗ってやると茶色い汁とノミがわんさか出て大変だったね。


そして僕の住んでたアパートはペット禁止だったので…
数か月後大家さんに見つかり、あえなく北九州の祖父に引き取られました。


北九州の家には当窯で販売している黒猫箸置きのモデルになった黒猫ポンがすでに住んでいましたが、兄弟のような関係は良好で、祖父にもとても可愛がってもらいました。


祖父の死後は叔母とポンと一緒に唐津のこの家に越してきました。
この家にもすでに一匹いたうえ、さらに数年後そうへい店長も加わり、一時期は計4匹の大所帯。


それから1匹減り、また1匹減り…ムーチョも二年ほど前から痩せ始め、寝ていることがほとんどになり、今年は夏が越せるかな…というほどやせ細っていた二か月ほど前、ムーチョ覚醒!


寝たきりのようだったことが嘘のように、起きている時間はずっとご飯を欲しがりました。ガリガリに痩せた姿でキッチンに張り付き、食卓へ上ってきては器に顔をつっ込み、今まで食べなかった僕らの食事まで全て欲しがりました。気味が悪いくらいに、、、
今になって思えば本能的に死期を悟り、少しでも生き長らえようと食べ続けたのかもしれません。それを不気味がるだなんて本当に申し訳なかった。


それほど食べているのにもかかわらず体重は落ち続け、足元はおぼつかなくなりました。つい十日ほど前に三階から降りる際に階段を踏み外してニ、三段を転げ落ち、怪我こそしませんでしたがそれからキッチンへ降りてくることはなくなりました。


再び寝たきりになりましたが、苦しむこともなく昨夜眠るように息を引き取りました。


とても悲しいけれど、最期の二か月間の奮闘ぶりは、生きることを諦めないということを僕たち家族に教えてくれました。


19歳、人間だと100歳だとのことです。
丈夫だったねムーちゃん
人間の都合で住まいを転々とさせて落ち着かなかったね
でも今ごろ大好きだった爺ちゃんに孫の手で掻いてもらってるかな?


君を見習ってしっかりと食べ、僕らはまだまだ生きるよ。でもいつかまた会おうね。


駄文、長文失礼致しました_


あのたま駅長の本も出版されている、写真家の西松 宏さんが撮ってくださった近影。〈8月24日〉




5~6才の頃 立派な体格!



不良爺さんに孫の手で掻かれる



どうか安らかに…

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